秋田農業研修センター「生態系公園」は、八郎潟を干拓した大潟村の中心部南東に位置し、秋田市から北北西へ車で60分、奥羽本線八郎潟駅からは北西へ車で20分のところにあります。
平成4年4月21日、遺伝資源開発利用センターの付属施設として、県内に自生する代表的な植物群落を配し、秋田の自然と植物を観察・学習するとともに、県民の憩いの場を提供する施設(野外公園)として、また、作業ロボットや水耕栽培等の先進的農業生産システムの展示と、南方系の花や樹木などの観賞を目的とした、デモンストレーションファーム(現在の観賞温室)とともに有料施設として開園し、同年8月27日には、皇太子殿下のご視察をいただきました。
平成11年4月1日、県有施設の無料化に伴い入園料は無料となりました。
平成13年4月、県の行政組織再編により、野外公園とデモンストレーションファームを併せて「生態系公園」として秋田県農業研修センターに移管しました。
また、作業ロボットや水耕栽培システムの老朽化によりデモンストレーション展示は終了となりました。
改めて農業研修センター条例により設置目的を「生物資源の農業上の開発及び利用、その他農業に関する知識及び技術の普及指導、研修を行うとともに、農業者等の交流の機会を提供し、本県農業の振興に資する(抜粋)」とされました。
平成15年5月、デモンストレーションファームの作業ロボット及び水耕栽培施設を解体撤去し、第三温室として園芸体験研修会場や展示会場として利用を開始すると共に、デモンストレーションファームから観賞温室に名称を変更しました。
平成20年4月1日、指定管理者制度導入により、むつみ造園土木株式会社が管理運営を開始しております。
全体の敷地面積は14.7ha、公園部分の面積は8.6haで、その他エントランス広場や駐車場及び進入路等の関連施設が6.1haあります。
●野外公園ゾーン:6.8ha(園路、6つの植物群落と3つのテーマゾーン、池、小川、東屋、芝生公園)
●観賞温室ゾーン:9,000m2(観賞温室1,106m2、育1ハウス264m2、育2ハウスm2、ラン168m2、駐車場430m2)
●前庭ゾーン:9,000m2(入園ゲート、園路、沈床花壇、芝生広場)
●エントランス広場ゾーン:6,400m2
●研修センターゾーン:6,959m2
●大駐車場ゾーン:5,200m2
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